ルテインのエキスはマリーゴールドから

ルテインは私たちが普段食べている緑黄色野菜に含まれていますが、最も豊富に含まれているのはホウレンソウです。ただし、そのホウレンソウであっても、目の病気に対してじゅうぶんな働きを期待するには相当の量を毎日摂らないとなりません。このように食事からだけで摂取するのは難しいので、栄養補助食品(サプリメント)でも摂取して補給するのが望ましいことになります。

ルテインを栄養補助食品として摂取するには、その原料にマリーゴールドの花弁が用いられます。マリーゴールドを知っている人もいると思いますが、春から秋頃までの長期間、黄色や橙色などの鮮やかな花をつけます。ほとんどが一年草で、春から秋にかけずっと花を咲かせます。聖母マリア様の黄金の花という意味で、メキシコ原産のキク科の植物ですが、特有の臭いをもっています。

このマリーゴールドの花弁には、ルテインとゼアキサンチンがとても豊富に含まれています。マリーゴールドの花のエキスが栄養補助食品として多く利用されるようになったのには、栽培が簡単なことや日本の夏のような高温多湿の気候に強いことがその理由だと考えられています。

視界に不快な症状がある場合は、マリーゴールドから抽出されたルテインの一日の摂取量は、20ミリグラムといわれています。また、黄斑変性症については、マリーゴールドから抽出されたルテインやゼアキサンチンを栄養補助食品(サプリメント)として摂取すると、だいたい2ヶ月くらいで黄斑の機能が改善してくることが認められています。そのほか、目の疲れやまぶしさを感じたりすることの改善、夜間の視力の改善にも良く働くことがわかっています。

ルテインにはエステル体とフリー体という2種類があるのですが、マリーゴールドの花から抽出された自然体(天然)のルテインはエステル体といわれ、このエステル体が化学合成で精製されたルテインがフリー体といわれます。最近の臨床試験の結果では、精製されていないエステル体のルテインのほうが、吸収性や血中濃度の高さにおいて優れていることが明らかになっています。

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